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上司×部下対談

上司と部下という関係の2人が、距離感や制作部の雰囲気、理想のチーム像からプライベートの思い出まで、ざっくばらんに語ります。

Menber

対談メンバー

01

藤井の写真

藤井

制作部
部長

小野の写真

小野

制作部
アソシエイト

Interview

上司×部下対談

02

わからないことをわからないと言えることの大切さ

普段の業務ではどのように関わっていますか?

藤井

最初は私のサブとしての業務から始まり、入社して2、3ヶ月は課題をやってもらったり、下層ページを作ってもらったりしていたよね。そこから徐々に案件を任せるようになって、今は1人でデザインやコーディングを担当してもらっています。

小野

そうですね。基本的には藤井さんと私は別々の案件を担当していて。定期的に進捗確認の場を設けて、月に一度前月の稼働を振り返る「振り返り面談」をさせてもらっています。

藤井

そうそう。制作部だけで行う週2回ミーティングで全体の進捗確認をしているよね。相談があればそこでしてもらったり、制作部の朝礼時にも質問の時間を設けたり。業務でのやり取りはそんな感じかな。

小野

藤井さんはたくさんの案件を掛け持ちしていて忙しいはずなのに、チャットで質問した時もすぐに返してくださって、本当に感謝しています。具体的なアドバイスをくださるので、その場で解決することが多くて助かっています。

藤井

本当に?嬉しい!

小野

1人で悩んでいるところに「こういうのはどう?」「こんなのもあるよ!」と具体的なアドバイスをいただけて。その中でデザインの方向性が定まることも多いです。後からチャットで他の案を共有してくださったり、参考サイトを送ってくださったり。相談した内容についてずっと考えてくださっていて、とても嬉しいです。

普通じゃない?上司と部下のトクベツな関係

藤井さんの“理想の上司像”は?

藤井

実は私、新卒で別の会社に入社した時から今に至るまで上司がいたことが一度もなくて。管理の面での上司はいたけれど、同じデザイナーの立場で相談できる上司がいなかったんだよね。ラヴィゴットで部下を持つ立場になったときも、「上司とはこういうもの」という上司像がない状態で。

そもそも部下のことをあまり「部下」という風に思っていなくて、結構フラットな気持ちで関わっているかも。同じ立ち位置っていう感覚が強くて、たまたま私が部長という役職に付いているから、マネジメントをしたりするけれど、そこまで差はないと思っているよ。

小野

そうだったんですね!でも、だからこそ、相談したときは同じ立場で考えてくださったり、業務以外のことでも気軽に連絡を取り合ったりできているのかもしれませんね。それによく耳にするような「世間一般の上司像」とは違うからこそ話せるようなこともありますし。同年代の友人からもうらやましがられます。(笑)ラヴィゴットでは人間関係で悩むことがないので、業務に集中できますし。仕事をするうえで、それってすごく大切なことだと思います。

“1人で悩まないし、悩ませない”というチームのあり方

ラヴィゴットでは良い人間関係を築けているということですね。

藤井

私が新卒のときは、困った時に相談できる相手がいなくて。誰に聞いていいかもわからないし。聞いても「私に聞かないで」っていう雰囲気があったから、なかなか聞けなくて。新人に教える仕事って時間がかかるし大変だから、みんなやりたがらないんだよね。その時の経験を通して、教えてもらえないことの辛さがわかったので、自分が部下を持つときは、そういう風には絶対にしたくないと思ったかな。

小野

藤井さんはいつも「困ってることある?」「大丈夫?」って優しく聞いてくださるので、とても話しやすいです。

藤井

言いたくても言えないのが一番辛いから。話すことで整理できるし、すっきりすることってあるもんね。

新入社員が上司や先輩のデザインに「待った」をかける

チームの雰囲気はいかがですか?

藤井

制作部の雰囲気としては、かなり真面目だよね。新しい技術を習得するための勉強会をやっているんだけど、皆忙しい中でも時間までにしっかり準備してくるから真面目だなって思う。「やってませんでした」ということがあんまりないし、皆当事者意識をもって取り組んでいるという印象かな。

小野

そうですね。皆向上心が高いです。あとは、上司である藤井さんが「このデザインどう思う?」と制作部の皆にアドバイスを求めることもあって。そういう時も、各々が「こう思います!」とか「自分だったらこうします!」と意見を言い合えるような、いい関係性だと思います。

藤井

「ストライプはダサいっす」とかね。(笑)意見してくれるのはありがたいな。先輩後輩とか上司部下っていう一面もあるけど、皆1人1人のデザイナーとして関わり合っています。

退勤後に上司と猫カフェへ…!

この1年を振り返って、印象に残っているエピソードを教えてください。

小野

藤井さんの猫愛の強さは印象的でしたね。2人とも猫が大好きで、以前一緒に猫カフェに行ったことがあって。私は写真をたくさん撮っていたのですが、藤井さんは写真を撮る間も惜しんで猫とふれあっていました。あと、藤井さんだけにやたら寄ってくる猫がいて。私たちも同じようにエサを持っていたのに、藤井さんにずっと付いて回っていましたよね。

藤井

持って帰ろうかと思いました。

小野

ダメですダメです。(笑)前々から猫カフェに行きたいねって話をしていて。たまたま出社の日が一緒で「今日しかない!退勤後行っちゃおう!」となり、仕事を早く終わらせて行きました。退勤後に部長と猫カフェに行く職場なんてなかなかないですよね。

止まらない向上心、止まらない成長

上長から見て部下がこの1年で成長した点は何ですか?

藤井

最近は以前にも増して「もっと良くしたい!」という気概が感じられるようになったかな。今までも積極的なタイプではあったけど、特に今回の22卒採用サイト制作に関しては、何度も何度もフィードバックを求めて修正して貪欲に試行錯誤を繰り返していて、意識が変わったなと思う。あと、「要件シート」を自分で作っていたよね?

小野

はい!最近始めました。LPやWebサイトを作る場合、それぞれに「目的」が必ずあると思うんですが、そこについて深掘りすることって必要不可欠だなと思って。何のために・誰のために・どういう目的で作るのかを表にまとめていつでも確認できるようにしています。

藤井

ある日突然「こういうもの(要件シート)を作ったので、見てもらっていいですか?」とチャットが飛んできて。誰から言われたわけでもなく、自発的にやっているのがすごいよね。

小野

それだけ余裕が出てきたのかもしれないです。

藤井

そうだね。この1年で場数を踏んできたこともあって、確実に成長していると思う!

成長するために最も大切なのは「楽しむ気持ち」

成長に必要なものは何だと思いますか?

藤井

やっぱり「楽しむ気持ち」に尽きると思う。つまらなかったら、やる気もなくなっちゃうし。あとは、「とにかくやってみる」ことかな。あれこれ考えずにまずは行動に移すことが大切だよね。

小野

確かに。インプットばかりしていても実にならないですもんね。アウトプットし続けることは成長するうえで欠かせないと思います。

藤井

そうそう。まずは手を動かすことが大切かな。

小野

あとは、“どうやってこのデザインにたどり着いたか”という考え方の共有も大切だと感じます。結果よりも過程を共有することで高め合えるのではないかと。最近の制作部のチャットでも、このサイトかっこいいとか、こういう面白いサイトがありましたという共有より、このサイトはこういう背景で作られているというような過程の共有が多くなってきている気がします。デザインの根柢の部分を理解することで、色々な案件に活かすことができますし。

ホンネで向き合い高め合える、理想のチームをつくる

制作チームを今後どのようなチームにしていきたいですか?

藤井

今の制作チームをガラッと変えたいという風には思っていなくて。このまま切磋琢磨していければいいなと。中途半端になってしまうのは良くないから、メリハリが効いたチームにしていきたいかな。今も十分メリハリがあるけどね。

小野

確かに。今のような関係性はすごく大事かもしれないですね。

藤井

ダメなものはダメ、良いものは良いっていう風に、言いたいことが言い合えるような空気づくりを今後も大切にしていきたいな。

小野

新しい仲間が入ってきてもこの軸はブラさずにやっていきたいですね。

藤井

そうだね。最初は上司や先輩に意見がほしいって言われたら恐縮しちゃうだろうし、怖いって思うかもしれないけど、そこで意見できるようになったらすごくいいチームになるんじゃないかな。

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